※第41回小川杯は中止となりました
小川杯とは
小川杯とは、私たち東京外国語大学ESSがほぼ毎年夏ごろに開催し、今年で41回目を迎える、歴史ある英語弁論大会です。
毎年部員の総力を挙げて大会の成功を目指すESSの全体活動となっております。
この大会の始まりは、元学長であり名誉教授でもあった故小川芳男氏が学長をされていた頃に遡ります。
「近時交通機関の発達によって世界は著しく狭少となり、各国間の往来がいよいよ繁 くなりつつあると共に、一面民族独立により多くの独立国が誕生している。新しい時代に適応しつつ諸外国と外交・政治・文化・経済その他各般の友好をはかっ ていく為には、第一条件として広くそれらの国の言語の学習がとりあげられなければならない。」
小川杯の名の由来となった小川芳男氏を所長とし、1959年に東京外国語大学語学研究所は発足しました。上記はその創立趣意書の冒頭文です。
60年以上経ち、世界はさらに目まぐるしく変化しております。
交通手段だけでなく、IT技術なども世界の矮小化を加速させます。
そして必要十分条件的に英語は国際語となりつつあります。
「新しい時代に適応しつつ諸外国と外交・政治・文化・経済その他各般の友好をはかっていく為には」
英語が必要だと言っても過言ではありません。
英語のスピーチは世界に向けての発信となります。
小川杯をそのような舞台として考えていただけたら幸いです。
関係各位から多くのご支援を賜り、本年度、小川杯を開催する運びとなりました。
実行委員を代表し、ここに厚く御礼申し上げます。
皆様の個性あふれるスピーチを委員一同心よりお待ちしています。
では6月6日、東京外国語大学アゴラ・グローバルにてお会いしましょう。
第41回小川杯争奪弁論大会実行委員一同